『屋久島永田浜』
5月に入ってしとしと降る梅雨の時期
休日の晴れ間に私たち家族は永田浜というところに夕方散歩をして
貝殻やシーグラスを拾いに行って来ました。
今回シーグラスは少しだけ落ちていました。
砂浜を見渡してみると…柵?なんだろうと気になっていると
妻の母から
「このシーズンになると屋久島のウミガメが産卵する砂浜でロープの柵をしているのよ。」
と、教えてもらいました。
ウミガメ
世界にはウミガメは8種類生息しています。
屋久島ではそのうち、アカウミガメとアオウミガメの産卵が確認されています。
屋久島ではいなか浜(永田浜)への上陸がもっとも多く、
そのピークは6月~7月中旬です。
ウミガメは産卵場沖の瀬や岩礁に集まり交尾をして
夜になると主に雌が産卵のため砂浜に上陸します。
ウミガメの産卵
ウミガメは満潮の時に産卵をします。
干潮の時に産卵に来てしまうとそれだけ砂浜へ歩く距離が長くなるからです。
一見当たり前のことのように感じますが、
ウミガメが潮の満ち引きを感じて効率的に動いていると考えると
賢い動物だなぁとワクワクします。。
ウミガメの痕跡
砂浜を歩いているよく見ると、ウミガメが歩いた跡を発見しました。
周りをよく見ているとこのウミガメは
産卵をしようとして卵を産めずに海へ帰ったみたいです。
掘っていた場所が悪く、砂が崩れてしまったのであきらめたのかな?
また産卵をしにこの砂浜に訪れてくれると嬉しいです。。
今日もけんたっちは学びにワクワクです。